なんちゃって意識高い系ブログ

意識高い系を目指して日々精進してまいります。

なんちゃって意識高い系 ー人付き合いー

人付き合い

 

若いときは物事を単純に判断しがちだ。「自分の話にきちんと反応をしてくれる友達はいいヤツだ」などと考え、自分を理解してくれない人との交流を避けてしまう。

「賢くて素晴らしい人」と「まったく理解できない人」に分けてしまう人もよくいるのではないだろうか。

どのような仕事に就いていようと、人間とは一生関わり続けなければならない。ならば、人間に関する知識を身につけることは何かしらの役に立つのではないか。その上でまず、直感的に「理解できない」と感じてしまうタイプの人間について研究されている。

研究の結果、人の性格は大きく4つに分けられるとのこと。

次の、Aタイプ、Bタイプ、Cタイプ、Dタイプだ。

 

 

Aタイプ

Aタイプは行動力があり、威勢がいい。他のタイプの人なら怖気(おじけ)づいてしまうような大きな目標を掲げていて、常に全力で達成に向かって走っている。自らの力を過小評価せず、頑張ればどんな目標でも達成できると考えているタイプだ。

Aタイプの性格が強い人はタスク志向型、外交的だ。挑戦を好み、決断は早く、主導権を握る。リスクを追うことを厭(いと)わない。皆の指揮をとり、最前線にいたがる。要するに、リーダー向きの性格だ。

Aタイプはやる気にあふれており、障害にも積極的に立ち向かっていく。競合相手がいるときに最大限の力を発揮するので、会社の社長や国の首相にAタイプの性格が多く見られる。

Aタイプの行動には、競争心が伴っている。常に何かを勝ち取ってやろうと意気込んでいるのだ。

Aタイプは忍耐力に欠け、常に迅速に結果を得たい性格だ。だからAタイプのテンポに合わせたければ、素早く行動しよう。話すスピードも上げる。

Aタイプの注意を引きたいなら、雑談は避けるべきだ。避けるだけでなく、雑談をしないという断固とした態度を見せよう。Aタイプに最も伝えたいことを選び、そのトピックから話し始めるようにする。

報告の場では、必要でない話はしてはならない。ただ、どんな質問が飛んでくるかわからないので、重要なこと以外でもその裏付けとなる事実などもきちんと把握しておくこと。

文書で何かを報告する際も、簡潔に書き、きちんと構成した形で報告するようにしよう。Aタイプには論文のような長い文章を読ませてはならない。見積もり程度なら、レストランにあるナプキンの裏に書いてもいいくらいだ。

 

このタイプは、リーダー気質であることから、上司に多いのではないか。特に昔ながらのブルドーザータイプの上司。

 

 

Bタイプ

Bタイプの性格は、「楽観的」「人生を肯定する人」「明るい人生観を持った人」「可能性を秘めた人」などと説明できる。

Bタイプにとって、人生はパーティーのようなものだ。何につけても最大限に楽しもうとし、楽しんでいたい、常に笑っていたいという気持ちが彼らを動かす。

Bタイプの人は、わかりやすい。常におしゃべりをしている人、質問をするより答えてばかりの人、それも誰も質問していないことに答えている人だ。彼らは、どのタイプよりも人に好かれるタイプだと言ってもいいだろう。

Bタイプは、感情タイプとも言い換えられる。決断力がある点はAタイプに似ているが、その決断の理由を述べることはめったにない。「これでいいと思った」と言うくらいだ。

Bタイプは基本的に人との争いを好まない。何か気に入らないことがあると激怒することもあるが、基本的には楽しく明るい雰囲気を好む。Bタイプにとって重要なのは、みんなと仲良く、いい日を過ごすことだ。

ただBタイプには、周りの人の機嫌を気にしてしまう一面もある。グループの中で一人でも機嫌が悪い人、攻撃的になってしまう人がいると、その場を楽しめなくなってしまう。

Bタイプの機嫌がいいときは、創造力を発揮し、ポジティブな活力があふれかえる。そんな雰囲気を作り出すためにも、Bタイプとの付き合いにあたっては、穏和で優しい環境造りをしてあげることが大切だ。

Bタイプとのコミュニケーションのカギは、お互いが笑顔でいられる時間を増やし、冗談を言い合ったり笑い合ったりすることだ。彼らが楽しい話を始めたら、その話に耳を傾け、子どもっぽさを笑ってあげよう。会話の場が楽しくなり、和むに違いない。

 

周りをなごましてくれる、協力しやすい面では、いいタイプだが、結構打たれ弱いのかもしれませんね。気を使ってあげないといけないのかな。

 

 

Cタイプ

Cタイプは、一番平凡で、どこにでもいるタイプの人だ。全タイプの平均的な性格を備えている。彼らは特別な性質を持っているわけではないが、だからこそ、その場の雰囲気を落ち着かせる人柄であるともいえる。AタイプとBタイプが必死になっているときも、Cタイプは落ち着いている。Dタイプが細かいことにこだわりすぎるとき、Cタイプは何が正しいのかを判断しようとする。

Cタイプは、人の成功をねたんだり、誰かの話を無視して自分の自慢話を聞かせたりすることはない。自分は人より勝っているとは考えないし、その必要がない場面では、誰かにあれこれと命令をしたり指揮したりすることもない。

Cタイプの人たちは、誰かが変な行動をしていても我慢強く耐えられる。周りにいるのにパッと思い出さないような人がいたら、その人はCタイプである。つまり、ほとんどの人がCタイプなのだ。

Cタイプにとって常に大切なのが安心感だ。彼らは心配性で、何か変なことが起きてしまうのではないかと不安になっている。心配なことがあると、何も見なかったことにして頭の中から追いやる。見えなければ不安はないということである。彼らは不安定なものを嫌う。落ち着いた状況を求め、大きな賭けには出たくない性格なのだ。

Cタイプと付き合ううえでまず重要なのは、彼らはあなたと同じように物事を考えているわけではないという事実を受け入れることだ。また、彼らは不安や恐怖心に振り回されがちだということを理解してあげることも大切だ。

彼らには、何を怖がっているのかを聞くよという姿勢を見せよう。とはいえ「恐れることは何もない」というセリフを言ってはならない。それよりも、その恐怖心に立ち向かっていくための手助けをしてあげるというスタンスでいたほうがいい。

 

一番関わる可能性があるタイプでしょうか。縁の下の力持ち的な存在に見えますね。

 

 

Dタイプ

Dタイプは自分の周りで起こっていることを恐ろしいくらい観察している。Cタイプが周りに合わせているあいだ、Dタイプは頭の中で物事を区分、評価、判断している。誰かに疑問点を指摘されることのないように念入りに事実を知っておきたい性格なのだ。

Dタイプの家は、きちんと整理整頓されている。自分のジャケットをかけるフックがどこにあるかわかるようにと、フックに子どもの名前タグがついていたり、バランスのとれた食事を食べられるようにと、6週間ごとの献立予定が冷蔵庫に貼ってあったりする。

彼らはしばしば、話を始める前に、話すことの詳細を調べている。インターネットで検索したり、説明書を読んだりしてから、そのあとに自ら完全な報告書を作って、それを人に伝えるのだ。だが、もし誰かがDタイプが話している内容に質問しないと、何も話さない。自らが知っていることをすべて人に伝える必要はないと考えているのだ。

Dタイプは、何に対してもきちんと準備をする性格だ。待ち合わせに遅刻することはないし、仕事の資料には事前に目を通し、詳細まで分析をして、その仕事のことならば何でも話し合えるようにしている。加えて、万が一に備えて代案の代案まで用意していることすらある。

だからDタイプに会うときは、自分は信頼のできる人間で、きちんと準備をしているということを示すことが重要だ。お客さんや決定権を持っている人がDタイプで、細かい質問を投げかけてくる場合、あなたが準備した資料はすべて見せてしまおう。

もうひとつ重要なのが、もし答えられないような質問をされたら、正直に「わからない」と答えることである。その場しのぎで言葉を濁(にご)してはいけない。いくらあなたが取り繕っても、きっとDタイプには気づかれてしまうだろう。

 

このタイプの人を思い浮かべたら、職場に一人くらいはいるのではないだろうか。一見とっつきにくくはあるが、仕事上では欠かせないタイプだろう。

 

 

タイプ別の長所、短所を理解した上で、人付き合いの参考になればいいなぁ。